歌集『夜にあやまってくれ』『心がめあて』

『夜にあやまってくれ』(2016、書肆侃侃房 新鋭短歌シリーズ)

つまり、感性

ー中村文則

自転車の後ろに乗ってこの街の右側だけを知っていた夏

『心がめあて』(2021、左右社)

掴めないはずの感覚を捉えた瞬間の心地良さ。
それが集積して立ち上がる日常をとても愛おしく感じました。

―又吉直樹

君は手の銀貨を天然水に変えその水はすぐ人間になる